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【楽屋裏其の六】



舞台裏。


スタッフ
「はいカーット! お疲れ様でーす」
望美
「初日にしてはいい感じのスタートだったね! 『チモモリの啼く頃に 解 』!」

「そうですか? 俺はまだまだ秘密が核心についてませんし、謎が多い気がしてなりませんよ」
敦盛
「今回の撮りは私と譲殿のところを付け加えたものくらいで、あまり労力は使わなくて済んだようだな」

「まぁ、大きく変えてしまうと、矛盾が出たときに脚本家が泣きをみますからね。妥当な判断です」
敦盛
「そういうものなのか?」

「そういうものです」
景時
「ところで望美ちゃん、この『嘘だ!』のシーンで目が赤くなってるけど、あれが『しぃじぃ』というものかい?」
望美
「ああ、いいえ違いますよ。あれはカラーコンタクトレンズです。黒目の部分に色のついているレンズを目に直接はめ込んでいるので、赤く見えるんです」
景時
「へーえ、でも目に何かを入れるなんてちょっと怖いね。俺には出来ないかも~」
望美
「そうでもないですよ? 慣れてしまえば簡単ですし」
景時
「う~ん、君ってやっぱり凄いなぁ」
望美
「いや、こんなところで感心されても……ってか、今日はあんまり人居ませんね」

「まぁ、撮りが撮りでしたからね」
敦盛
「筆者がただ単にネタ、というものが生まれなかったという説もあるが……」
望美
「敦盛さん、それは噂です、噂。信じちゃいけません」
景時
「ポンタさんもみないしね。」
望美
「ポンタさんは『重衡お兄さんとワクワク体操』の地方ロケに出かけちゃってるから当分戻ってこないそうです。ああ~愛しのポンタさん!!カムバックトゥミー!」
敦盛
「解 になっても神子は相変わらずなのだな……(苦笑)」

「先輩の本質を変えるには先輩が生きた年月をかけなきゃ無理ですよ」
景時
「あはは~先は長いってことだねぇ」


 【楽屋裏其の六】 了 



    20060815  七夜月


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