人物紹介




 平 敦盛 (19)
・この度療養のためにチモ見沢へとやってきた病弱な青年。
 が、類稀に見る童顔で、いつも実年齢より下に見られる。
 本作の主人公。
 平和なチモ見沢での生活を送っていると後に、事件へと巻き込まれていく。
 
「そのチモモリ様の崇りは、転校生は皆巻き込まれるんでしょうか?」


 春日 望美 (17)
・敦盛の良き理解者。
 チモ見沢に来て間もなく慣れない敦盛を色々と 面倒見てくれる。
 心優しい少女。
 壊滅的な料理音痴だが、甲斐甲斐しく世話をしてくれる。

「歓迎しますよ、敦盛さん。チモ見沢へようこそ」

 梶原 朔 (18)
・望美の親友。元気な望美とは対称的で、落ち着きがある。
 望美と共に敦盛にチモ見沢を案内したりしてくれる。
 心優しいが、時折言葉が辛らつになったりする。

「あら、望美に敦盛殿。もう来ていたのね。待たせてしまったかしら?」


 ヒノエ [藤原 湛増] (10)
・元気でやんちゃな少年。悪戯心が旺盛で最近のターゲットは敦盛。
 だが、根はとても良い普通の子供。
 時折驚くくらい大人びいた発言や顔つきをする。

「敦盛、お前扇流しのお祭りって知ってるか?」


 藤原 弁慶(16)
・チモモリ様を祭ってある神殿の司祭、藤原家の跡継ぎ。
 16とは思えぬほどの落ち着きさと雰囲気をかもし出している。
 それゆえに、時折他人をからかって遊んでいる時は年甲斐に見える。

「これは最後の要なんです。君を被害に合わせるかあわせないか」


 梶原 景時(?)
・年齢不詳の写真家。毎年チモ見沢のお祭りを撮りに訪れる。
 敦盛に謎の言葉を投げかける人物。
 ちょっとのほほんとした雰囲気ではあるが、実際は謎。

「君、見ない顔だね。もしかして、転校生か何か?」


 有川 将臣 (?)
・歳若いやり手の刑事。敦盛の周りに度々出没する。
 面倒くさがりなクセに事件が絡むと途端に人が変わる。
 なんだかんだいいつつ情報を提供してくれる人物。

「なぁ、お前敦盛っつったよな? 数年前のダムの事件を知ってるか?」


 源 九郎 (?)
・敦盛の担任となった先生。
 担任とは言え、一つの教室に色んな学年の子がいる。
 それを統括する先生。
 ヒノエをしょっちゅうしょっ引いてる姿を目撃される。

「敦盛、体調はどうだ?」


 ポンタくん(?)
・ちまたで子供たちに大人気のポンタくんというキャラクター。
 元は「おねえさんといっしょ」の「重衡お兄さんのわくわく体操」にて
 出演しているマスコットキャラクター。
 愛嬌0のガン飛ばしている狸の置物にしか見えないが、
 何故かそれが萌可愛いとお姉さんたちの間で大評判に。
 現在ではレギュラーとして何本も番組を持っており、
 いまや国民的大スター。



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