白龍の神子 日本語講座

第1回 "萌"


神子の性格壊滅的ですので、十分ご注意ください。


望美「やってきましたこのコーナー!!今まで私が教わるばっかりだったのに今度は私が教えたいと願い続けて早1日!」
将臣「短っ!!」
望美「(管理人を恐喝・脅迫してようやく)念願かなって作られました!ここは現代の素晴らしい日本語について私が八葉の皆さんにお教えするコーナーです。というわけで、今回はこの萌について語り合いたいと思います。お送りするのはこの私、白龍の神子の春日望美と」
敦盛「平敦盛と」
望美「以上です」
将臣「ちょっと待て! オレがいるだろうが!」
望美「私は敦盛さんと二人がいいの、将臣くんはお呼びじゃないの。ほら、あっちに出口が」
将臣「てめっ……!」
敦盛「み、神子殿……三人でやればいいのではないか? 私は口下手だから、他に話を振ってくれる人がいるほうが心強いし」
望美「ですよねー! 将臣くんが来てくれてホント嬉しいよ、ありがとう」
将臣「(こいつ……なんて変わり身の早さだ……)」
望美「さて、それじゃあ今回は"萌"という言葉について敦盛さんに教えたいと思いま〜す」
敦盛「あぁ、宜しく頼む」
望美「まず、"萌"の使い方ですが、これは可愛いものを見たときや、心がきゅんとなった時に使います。例えば……」
敦盛「ふむ、なるほど」
望美「敦盛さんと萌は同義語です」
敦盛「…………!!」
将臣「………………」
望美「だから『敦盛さん萌v』と言っている人は、『萌え萌えv』もしくは『敦盛敦盛v』と言っているのも同じなんですよ」
敦盛「…………!!??」
将臣「………………」
 スパーン!!(無言で望美の頭をハリセンで殴る将臣。ちなみにハリセンには教育的指導と書かれている)
望美「いった〜い! 何するの、将臣くん!!」
将臣「教育的指導だ。見ろ、敦盛の奴ドン引きだぞ。むしろ口から魂抜けてんじゃねーかよ」
望美「えぇ!? 敦盛さんしっかり!! 今私が人工呼吸を……!!」
将臣「するなっ!!!!」



第2回 遙かなる時空の中で